宇都宮市で税金の徴収をしていた女性が駐車場に止めた車の中から
800人分の税金の滞納者の一覧表が入ったかばんを盗まれ、警察が捜査しています。
宇都宮市によりますと、11日正午過ぎ税金の徴収をしていた64歳の嘱託員の女性が、
休憩時間にデパートの駐車場に車を止めて買い物をし1時間ほどして戻ったところ、
車の助手席の鍵がこじ開けられ中にあったかばんが盗まれているのを見つけました。
かばんの中には市税や国民健康保険税を滞納している人の住所や氏名、
滞納額などが記載されたおよそ800人分の一覧表が入っていたということです。
女性は税金の滞納者に支払いを催促する仕事をしていたと言うことで、
宇都宮市は警察に盗難の届け出を行い警察が捜査しています。市では職員などに
滞納者の一覧表の持ち出しを認めていましたが、目を離さないように指導していたということで、
関係者に謝罪することにしています。
宇都宮市では「まことに遺憾だ。今後、個人情報の管理を徹底したい」と話しています。
NHK栃木のニュース
http://www.nhk.or.jp/utsunomiya/lnews/02.html