卓球の荻村杯ジャパン・オープン第2日(22日、千葉ポートアリーナ)で、女子シングルス
1回戦で世界ランク165位のユニバーシアード代表・伊藤みどり(22)=筑波大=が、
同9位の金(韓国)を4-1で撃破。日本人で初めて同選手を破る“大金星”を挙げた。
しかし、伊藤は2回戦で同47位の金沢咲希(日本生命)にストレート負けした。同12位の
福原愛(ANA)は3回戦進出を決め、石川佳純(ミキハウスJSC)は1回戦で敗退した。
ビッグな名前を受け継ぐ新星が“大金星”を挙げた。カットの使い手としては世界No.1とも
いわれる金に快勝。ビデオで研究した通り、相手が球に変化をつくりづらい軽打を多用し、
殊勲へ結びつけた。リードしても最後まで慎重だった伊藤は「信じられない」と目を丸く
して喜んだ。
フィギュアスケートのアルベールビル五輪銀メダリストで“元祖トリプルアクセル”の
伊藤みどりさんと同姓同名。5月生まれで、緑の美しい季節から祖父が命名した。
“本家”とは関係ないものの、「覚えやすい名前」と気に入っている。東京出身だが、
中高は大阪の名門・四天王寺で過ごした。将来を考えて筑波大に進学、教職課程
(保健体育)を取った。実は16日まで母校で3週間の教育実習を終えたばかりで、
久々に握ったラケットでの快挙だった。
168センチの大型プレーヤーで素質十分。金星後の敗戦を反省しつつ、今後の
目標に「ユニバーシアード団体で優勝、シングルでメダルを狙いたい」と瞳を輝かせた。
近藤欽司・女子代表監督は「能力がある。実績を残していけば(代表の)チャンスは
出てくる」と期待。“名前”が浸透するのに時間はかからない。
女子シングルス1回戦で韓国の金女子シングルス1回戦で韓国の金を破った伊藤みどり
http://www2.daily.co.jp/general/2007/06/23/Images/00406394.jpg http://www.daily.co.jp/general/2007/06/23/0000406393.shtml (0´〜`)<卓球界必死だな