球を回る国際宇宙ステーションに長期滞在している米女性宇宙飛行士
サニタ・ウィリアムズさん(41)が、ステーション内のランニング装置を
使って16日のボストン・マラソンに“参加”、42.195キロを4時間24分
で完走した。
米航空宇宙局(NASA)によると、宇宙でのフルマラソンは史上初。
マラソンが趣味のウィリアムズさんは、ボストン・マラソンの正式な出場
資格を獲得。大会主催者がNASA経由で送ったゼッケン「14000番」を
ランニング装置の正面に張り付け、無重力で体が浮かないようにゴムひも
で体を装置に固定して、地上の大会と同じ米東部時間午前10時(日本時間
午後11時)にスタートした。
米テキサス州ヒューストンの管制官も「最後の心臓破りの丘だ。その調子で
頑張れ」などと激励。完走したウィリアムズさんは「やったわ。ふー」と感激した
様子で声を上げた。(共同)
ソース:スポーツ報知
http://hochi.yomiuri.co.jp/topics/news/20070417-OHT1T00157.htm