石原氏「阪神大震災、首長判断遅く2千人犠牲」に、当時の兵庫県知事や防災監が反発

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67オレオレ!オレだよ、名無しだよ!!
655 :「公園緑地」 65-6号 :2007/03/06(火) 10:22:45 ID:hrPp8S12
 京都大学の河田恵昭教授(神戸市の設けられた「人と防災未来センター長」)は
大震災時に、倒壊した建物の中から救出された人の総数約16万4000人について
次のような興味のある数字を概算している。
すなわち、このうち約12万9000人が、自力で脱出し、
残り3万5000人が他の人々によって救出されたが、
その中で、消防隊、警官、自衛隊等によって救出されたのは約7900人に過ぎない。
残りの約2万7100人は、すべて親族その他近隣の人々によって救出されたと言うのがそれである。
 そういえば、同じく救助された人でも、
近隣の人が結成している消防団によって救出されたひとの生存率が、
消防隊によって救出された人のそれより遥かに大き買った事も注目される。
救助される時間が少なくて済んだからである。
 以上の事は、防災対策という場合、現実には公よりも民の力が圧倒的に大きかった事、
逆に公なり官によって完全な防災対策をとろうとすると
大変な準備が必要とする事を教えるものである。