名古屋市の職員が住民票などの交付手数料を着服した事件で、愛知県警は23日午後、
元中区役所市民課主事の男(23)=懲戒免職処分=を業務上横領容疑で名古屋地検に書類送検する。
調べでは、元職員は市民課窓口係で住民票などの交付を担当していた
05年春から06年末にかけ、住民票の交付手数料十数万円を着服した疑い。
勤務中に交付申請書や1枚300円の発行手数料を抜き取っていた。
昨年10月、手数料約28万円の着服が発覚し、市の調査で05年春以降、
約800万円分の着服を認め、「生活費に使った」などと話していた。
同市では、南、西両区役所でも、それぞれ男性職員が
住民票の交付手数料を着服していたことが発覚。
市は1月、業務上横領容疑で今回の職員を含めた3人を
告訴するとともに懲戒免職処分にしていた。
【加藤潔】
■ソース
MSN毎日インタラクティブ()[2007年3月23日 13時34分]
http://www.mainichi-msn.co.jp/shakai/jiken/news/20070323k0000e040084000c.html