任天堂・青沼氏「今回のゼルダはゲートキーパーが敵」「ネットを見たら厳しい意見があった」

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1 ◆HEN/WWheCs @変態仮面φ ★
『ゼルダの伝説 トワイライトプリンセス』開発者インタビュー完全版!

★2006年12月2日にWiiとゲームキューブで発売される『ゼルダの伝説 トワイライトプリンセス』。
『風のタクト』以来、4年ぶりとなるシリーズ最新作の登場に、期待を抑えきれない人も多いだろう。
そこで、気になるアレコレを、本作のディレクターを務める青沼英二氏に伺ってきた。

----トワイライトの敵は、ウネウネと動く気味の悪い物が多いですね。

 青沼 トワイライトの世界では、ふつうのモンスターも変な形に変わってしまいます。
トワイライトのゲートを開く"ゲートキーパー"的な敵が出てきますが、
こいつがいわゆるトワイライトの住人と言うか、リンクにとっての敵を象徴したイメージになっています。

---なるほど、わかりました。では、そろそろ締めに入らせていただきます。
本作はリアルなグラフィックで、システムのベースが『時のオカリナ』と同じため、
どうしても『時のオカリナ』と似たイメージがありますが、今作ならではの魅力、遊んでもらいたい部分を教えてください。

 青沼 『ムジュラの仮面』の"3日間システム"や『風のタクト』の海のようなはっきりとしたことは言えませんが、
今回の『ゼルダ』は『時のオカリナ』をベースにして、その世界、その遊びをもっと増幅させた、
よりリアルな手応えとして感じてもらえるものに仕上げています。
カッコいいリンクを自分で操作して、自分で世界の中を歩き回る手応え、
映像だけではないリアルな感覚は、『時のオカリナ』を超えているはずです。
皆さんが待ちに待ってくれた『ゼルダ』への期待に、十分な答えが出せていると思いますよ。

 ----では最後に、読者と、あと『ゼルダ』ファンにメッセージをお願いします。

 青沼 昨日、ひさびさに休みがとれたので、インターネットで『ゼルダ』の評判を
客観的に見せてもらったんです。皆さんすごく楽しみに待ってくれれいるようで、
とてもうれしかったんですが、中にはきびしい意見もあって……。
そういう意見を読むと、本当にユーザーの皆さんは『ゼルダ』に深い思い入れを持ってくれているのだと痛感します。
そうした皆さんの声に対する答えとして、宮本といっしょに考えて作った今回の
『トワイライトプリンセス』をひとりでも多くの方に遊んでもらいたいと思っています。

 ----4年ぶりの新作を楽しませていただきます。長時間のインタビュー、ありがとうございました!

http://www.famitsu.com/game/news/2006/11/17/103,1163752028,63312,0,0.html