銃を所持しながら教壇に立っていた武装教師が免職ではなく停職に

1 ： ◆HEN/WWheCs ＠変態仮面φ ★：2006/11/19(日) 23:16:17 0

彼は、肌身離さず拳銃を所持している。教壇に立って授業をするときも例外ではない。
生徒たちもそのことを知っている。だから、彼に歯向かう生徒はいない。
そんな教師が南アフリカ共和国クワズール・ナタール州にいる。

同州ダーバン北郊外のイナンダという町にあるインツィセケロ高校が彼の勤務先。
さすがの南アでも、教師が懐に銃を忍ばせて教壇に立つなんてことはありえない。
そのありえないことを強引に貫いている。
超法規的なライセンスを与えられているからではない。
普通に銃所持のライセンスを持っているだけである。

学校側も、その教師に銃を持ち込むのをやめさせようと説得に当たってきた。
だが彼は自分の流儀を変えようとしない。
学校の敷地内に入るときに警備員に銃を預けるように彼に促しても、聞く耳を持たなかった。

学校の予算会議が行なわれている場に、その教師が2人の正体不明な男を伴って、物凄い剣幕で乱入したことがある。
そして、「私の銃のことでこれ以上とやかく言うようなら、校長先生が痛い目に遭いますよ」と言い放った。

学校側は、たまりかねて教育庁に“武装教師”のことを報告した。しかし、何の返答もなかったという。

学校理事会のアグリッパ・ビエラ主事は言う。
「私どもは、生徒たちの安全確保を非常に重大なことと考えています。教師であろうと誰であろうと、
生徒たちや職員を危険にさらすことは許されません」

そして、学校側はついに“武装教師”に停職処分を言い渡すに至った。
生徒たちと親たちは、胸を撫で下ろしている。
南ア学校理事会協会のレジナルド・チリザ氏は、インツィセケロ高校理事会の下した判断を賞賛している。

しかしながら、本件を伝えている地元紙が教育庁の責任者にコメントを求めたところ、やはり何の返答もなかったという。
まさか、この“武装教師”が教育庁から特別な任務を与えられていたということはないだろうが、
そもそも教室に銃を持ち込む教師が“免職”ではなく“停職”処分というあたりからして、さすが南アと言わざるを得ない。

http://rate.livedoor.biz/archives/50316641.html