練習試合中に野球部監督が部員に暴力を振るった
鹿児島県の神村学園は30日、
暴力について神村勲学園長(75)が
「外部に話すな」と部員に口止めしていたことを明らかにした。
記者会見した神村学園長は「出場停止になるのが怖かった」と話した。
「隠ぺいと受け取られても仕方のない言動があった」との追加報告書を、
県高野連に提出したという。
学園によると、8月下旬にあった監督の暴力問題について
9月17日に学園長と監督、コーチらが対応を協議。
秋の九州大会前のため調査はせず、問題にしないことを決めた。
同22日に1、2年生の部員を集めて対応を説明した際、
神村学園長は「水に流してほしい、外向きに話をしないでほしい」
と部員に求めたという。
今月24日の問題発覚時、
学園は「隠ぺい工作はなかった」と繰り返していた。
日本高野連は神村学園の監督とコーチを一時的に謹慎処分とし、
11月15日、同校への正式な処分を決める予定。
同校は別の監督の指揮で九州大会に出場。29日の2回戦で敗退した。
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