衆参両院が、ホームページ(HP)で公表している議案のデータベースについて、
磁気データがあるにもかかわらず、わざわざ紙に印字した議案を業者に入力作業
させていることが朝日新聞の調べで分かった。両院はこの作業を随意契約で都内
の大手出版社に発注、05年度は年間で計約2000万円を支払っていた。この出版
社をめぐっては、両院の職員でつくる有志団体が、法令集の監修料名目で年数百
万円を受け取っている。情報公開制度のない国会で、必要性に疑問が残る業務を
監修料を受け取っている業者と随意契約するという不透明な関係が浮かび上がった。
両院が同社に発注しているのは、HP上などで閲覧できる議案のデータベースの
入力作業。
それぞれの議案については磁気データが残っているが、両院は、一部を除き、
紙に印字された議案を出版社側に手渡して手入力させている。
衆院は02年度、参院は04年度から手入力を委託。費用は議案の数によって異なり、
05年度にはそれぞれが約1000万円を支払ったという。
議案の束は電話帳数冊分に及び、手入力の結果、提出議案の掲載が約1カ月近く
遅れる議案もあるという。
関係者によると、両院の法制局職員の有志がそれぞれ作る団体は50年代から、
同出版社が発行する法令集を監修しており、監修料を受け取っている。両院と出版社
は額を公式には明らかにしていないが、それぞれ年約300万円以上に上るとみられる。
監修料を受け取っているのはこの出版社からだけで、主に飲食などに使われているという。
一部省略、詳細はソースで
http://www.asahi.com/politics/update/0722/002.html (0´〜`)<飲食に使われる監修料って時点でアレだね 依頼79