世界の軍事費１２８兆円　中国の兵器輸入、世界最大

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西方町の警官発砲：中国人１人を書類送検　県警「拳銃使用は正当防衛」　／栃木

　西方町真名子で先月２３日、鹿沼署真名子駐在所の男性巡査（３０）が拳銃を発砲、中国人２人組のうち
１人が死亡した事件で、同署は２６日、死亡した中国籍の羅成・元研修生（３８）を公務執行妨害と傷害容
疑などで宇都宮地検に容疑者死亡のまま書類送検した。県警は拳銃使用について「自らの生命を防衛するため
やむを得ずとった行為であり、刑法に規定する正当防衛に該当する」との最終判断を下した。
　調べでは、羅・元研修生は６月２３日午後４時５０分ごろ、西方町真名子の路上で、巡査から職務質問を受
けると逃走。同５時ごろ、約２００メートル離れた駐車場で追いついた巡査に右腕ををつかまれた際、拳銃を
奪おうとしたり、突き飛ばすなどして巡査に約２週間のけがを負わせた。さらに逃げ込んだ民家庭先で、巡査
に石灯ろうの一部（重さ約３キロ）を振りかざし殴りかかろうとした疑い。巡査はこの際、拳銃１発を発砲。
銃弾は腹部に命中し、羅・元研修生は間もなく失血死した。
　県警は、実況見分や目撃住民１０人から事情を聴くなどした結果、「（巡査の）供述と客観的事実に矛盾は
ない」と判断。警察庁や検察庁と協議、書類送検を決めた。威嚇発砲しなかった点については「問題とは考え
ていない。（約７０センチの距離で石灯ろうをふりかざしており）威嚇発砲して相手がひるむ状況ではなかっ
た」とした。（毎日新聞）

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060727-00000072-mailo-l09