全国779市と東京23区の水道料金に7倍以上もの地域格差があることが、毎日新聞の
調査で明らかになった。水道事業は原則として自治体が独立採算制で運営しているが、
規模や水源の得やすさに違いがある。過剰なダム開発や節水技術の向上による水需要の
減少で財政難に悩む自治体も多く、8割以上の市は浄水場管理や料金徴収を民間委託し、
経営効率の改善を図っていた。一方で、「職員の技術力の低下」など、民間への依存を
危惧(きぐ)する回答も目立った。
調査は4月下旬から5月上旬にかけ、毎日新聞の支局などを通じて実施した。4月1日
現在の水道料金や水道事業の民間委託状況を全市(複数の自治体が作る水道企業団
を含む)と東京都、千葉県、神奈川県に聞いた。
合併などの影響を考慮し、水道料金(簡易水道を除く)は1123地区(東京23区は全体
で1地区)に分けて分析した。一般家庭(水道口径13ミリ)が月に20トン使用した場合の
料金(メーター代込み)は、最高が山形県酒田市松山地区の6132円、最低が兵庫県
赤穂市の829円、単純平均は2992円だった。
5000円以上は34地区で、27地区は北海道、東北、九州が占めた。料金が安価な
地区は富士山周辺など地下水が豊富な所が多かった。4000円台は139地区、2000
〜3000円台は825地区、2000円未満は125地区だった。
人口100万人以上の市は格差が小さく、最高が札幌市3486円、最低は大阪市2016円。
他に横浜市2578円、東京23区2309円だ。
(中略)
総務省によると、04年度は地方公営企業法が適用される1752水道事業の20%は
収支が赤字だった。日本水道協会によると、05年4月までの1年間に93事業が料金を
改定、平均値上げ率は5・9%だった。
詳細はソースで
http://www.mainichi-msn.co.jp/today/news/20060514k0000m040104000c.html (0´〜`)<トップは東京の3倍近くの料金か…そりゃ払いたくないな