ホーチミン市1区、マックディンチ通り28番地のレストラン「ホアヴィエン」は、
日本語ガイドブックにも掲載される有名なチェコビアホール。
18日、このビアホールの知名度をさらに上げる事件が発生した。
18日午前11時ごろ、3人の警官が手に手錠を掛けられた男を連れて来店した。
彼らはテーブルにつくと、「手錠男」を横のテーブルに座らせ、手錠を椅子につなぎ、
先に到着していた5人の客(店舗関係者か?)とともに宴会を始めた。
彼らは時折、手錠男をちらちらと見るものの、それ以上気にする様子もない。
手錠男にはお茶も飲ませず3時間、ようやく宴会もお開きとなり、
3人の男たちは手錠男を連れ帰っていった。
パトカーが走り去るのを、他の客たちは唖然として見送った。宴会に参加していた
女性の1人が自慢げに解説するには、「みんなダラット(ラムドン省)の刑事で、
ダラットでバイクを盗んでサイゴンで捕まった窃盗犯の引き受けに来たの」だという。
彼らは3人とも弟で、久しぶりにサイゴンに出てきたので一緒に飲んだのだという。
開いた口が塞がらないとはこういうことを言うのだろう。
ソース:ベトナムニュース − Tuoi Tre電子版
http://viet-jo.com/news/sanmen/060221091437.html?ref=rss