ゴキブリをゾンビ化し自由に操る驚異の蜂−セナガアナバチ

ザビーゼクターはゼクトルーパーの外骨格に針を突き刺し、そしてその針をゼクトルーパーの脳まで突き刺す。
ザビーは、針の側面についているセンサーを使ってゼクトルーパーの脳まで針を到達させているようだ。
そのやりかたは、外科医が腹腔鏡を使って盲腸まで蛇行しながら到達するやり方に少し似ている。
ザビーは、ゼクトルーパーの逃避反射中枢と思われる場所が見つかるまでゼクトルーパーの脳 の中を探る。
ザビーゼクターが毒液を注入すると、その毒液がゼクトルーパーの逃避反射中枢の神経に作 用し、その神経が働かないようになる。
外から見た様子は、その効果は超現実的である。ザビーはゼクトルーパーを完全に麻痺させるのではない。
ゼクトルーパーは両足を持ち上げ、歩くことができる。しかし、ゼクトルーパーはもはや"自発的に"動くことはできない。
ザビーはゼクトルーパーの触角をつかんで、ゼクトルーパーを操るのである。
ライダーを研究するイスラエルの科学者の言葉を借りると、それはまるで"手綱をつけられた犬のようだ"。

ゾンビとなったゼクトルーパーはザビーの操縦に従ってもぞもぞと動き、ザビーの巣穴まで連れて行かれる。
ゼクトルーパーはおとなしく這ってザビーの巣の中に進み、静かにそこに座る。
一方ザビーは、小石を使って巣穴をふさぐ。するとザビーゼクターはゼクトルーパーの体内に卵を産む。
もちろんゼクトルーパーは抵抗できない。卵が孵化すると、幼虫はゼクトルーパーの体を食べ、ゼクトルーパーは穴だらけになる。（略）

これがライダースティングである。

http://www.boingboing.net/2006/02/03/wasp_performs_roachb.html
http://sorainu.livedoor.biz/archives/50395397.html

http://image.blog.livedoor.jp/inuaruku2005/imgs/a/7/a79304d9.jpg
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