金融機関の現金自動出入機(ATM)を狙った一連の隠しカメラによる盗撮事件で、
偽造カードによる預金の不正引き出しの被害が出た埼玉縣信用金庫(本部・埼玉県
熊谷市)のキャッシュカードには、多くの金融機関が設定しているとされる防犯のため
の番号が設定されていないことが、埼玉県警と警視庁の調べでわかった。この設定
がある旧UFJ(現三菱東京UFJ)銀行では引き出し被害は出ていなかった。
今年に入って十六銀行(本店・岐阜市)、横浜銀行(同・横浜市)でも不正引き出しが
発生。警察当局は、防犯対策が不十分な金融機関に被害が広がる恐れがあるとみて
警戒している。
金融機関のキャッシュカードには通常、口座番号や暗証番号を含む72ケタの数字
情報が磁気テープに記録されている。調べでは、旧UFJ銀はこのうち、暗証番号とは
無関係な4ケタ分を安全のために銀行側が秘密に管理する数字に充てている。犯行
グループは、カードに刻印された口座番号や店番号を盗撮してカードを偽造。ATMの
操作を試みたが、カードの磁気テープに管理用の数字がないため本物とは認識されず、
引き出しに失敗した。
一方、埼玉縣信金には秘密に管理している数字が1ケタもなかった。このため、盗撮
で得た口座番号や店番号などカード表面の情報を基に正規のカードと同様のカードが
偽造でき、やはり盗撮で調べた暗証番号を打ち込むだけで実際に引き出せたとみられる。
これまでに確認された被害額は45口座、計3254万円にのぼり、同信金は全額を補償
している。
以下ソースで
http://www.asahi.com/national/update/0116/TKY200601160223.html 関連スレ
【社会】横浜銀行ATMに隠しカメラ、盗撮目的で設置か−神奈川・平塚
http://news18.2ch.net/test/read.cgi/dqnplus/1137042266/ (0´〜`)<まぁ自業自得ですな 依頼311