ロシアの宇宙船ソユーズに乗せられて宇宙を旅した日本酒酵母を使った「宇宙酒」が、
高知県酒造組合(19業者)に加盟する蔵元で仕込まれている。「土佐宇宙酒」と銘打っ
て4月1日に一斉発売する予定だ。「宇宙旅行」の効果がどう表れるかは定かではない
が、酒造業者は「ロマンを飲んでほしい」と、消費回復のきっかけになるよう期待をかけている。
同県佐川町の「司牡丹(つかさぼたん)酒造」。発酵室に去年12月7、8日に仕込んだ
「宇宙酒」の入った1.5トンタンクが二つ並ぶ。液体表面には白い泡が浮いては消え、
酒の香りが漂う。発酵は順調で、今月20日前後には搾りの作業に入る予定だ。
02年夏、高知市のセメント販売会社の日和崎三郎社長(54)が司牡丹の竹村昭彦
社長(43)を訪ねた。高知県の産業振興のために宇宙事業を立ち上げ、酵母や乳酸
菌を宇宙船に乗せる計画を持ちかけた。竹村社長が「おもしろいやんか」と応じると、
「そう言ってくれたのはお前が初めてや」と意気投合した。
大学関係者や企業の有志ら十数人と、土佐弁で「大ぼら吹き」を意味する「てんくろう
の会」を設立。酒どころの高知らしさを前面に出そうと、日本酒酵母に絞った。
高知県民1人あたりの酒類消費量は東京、大阪に次いで全国3位(03年度国税庁調
べ)だが、焼酎ブームや発泡酒の消費拡大に押され、日本酒は低迷が続く。日本酒の
出荷量は75年に1万6千キロリットルだったが、04年は8千キロリットルに半減した。
危機感を強めていた県酒造組合は宇宙酒構想に注目。05年4月に「土佐宇宙酒委員
会」を発足させた。約1200万円の費用のうち700万円を組合と県の補助金でまかない、
残りは賛同する企業などが負担することになった。
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http://www.asahi.com/life/update/0105/006.html From 朝日新聞
http://www.asahi.com/ 依頼スレ17の124タン(・∀・)
http://news18.2ch.net/test/read.cgi/dqnplus/1136014094/124