昨年10〜11月にフランス各地で相次いだ暴動の損害をめぐり、政府と
保険業界が負担の「なすりあい」をしている。放火された学校などの施設
について政府は「補償しない」と宣言したが、保険業界は「騒乱や街頭集
会での損害は国が補償する」という法律を盾に法廷闘争も辞さない構えだ。
暴動では約9000台の車両のほか、小中学校や保育所、体育館など
233棟の公共建築物が放火され、損害保険の業界は被害総額を2億
ユーロ(280億円)と見積もる。
業界は、83年に制定された法律を根拠に国家による補償を要求。コペ
予算担当相はこのほど「補償は保険業界の領域で、政府は介入しない」
と述べ、補償しない方針を明らかにした。
ルモンド紙によると、政府は「群衆による騒乱ではなく、小集団による計
画的な加害行為」として法律は適用されないと判断。暴動による被害の
8割は地方自治体が被っており、一部の市長からは「サルコジ内相の『社
会のクズ』発言が暴動に火を付けた。国が補償して当然だ」という批判も
出ている。
暴動が相次いだ都市郊外には、十分な財源がない自治体もあり、「将来
の暴動」に備えて政府や自治体などが資金を拠出する基金の構想も浮上している。
http://www.asahi.com/international/update/0106/006.html From 朝日新聞
http://www.asahi.com/ 依頼スレ17の122タン(・∀・)
http://news18.2ch.net/test/read.cgi/dqnplus/1136014094/122