祈とうと称して女性の下半身を触ったとして、札幌豊平署は5日、
札幌市清田区清田、祈とう師、大石則男容疑者(73)を準強制わいせつの疑いで逮捕した。
大石容疑者は宗教団体「大石福安療」を主宰しており、
調べに対し、「祈とうはしたが、わいせつなことはしていない」と容疑を否認している。
調べでは、大石容疑者は98年と04年の計2回、自宅近くの祈とう場で、
家族の病気について相談に来た同市在住の信者の40歳代の女性に
「あなたの体を通じて、家族に神エネルギーを送って治す」と言って、
下着を脱がせ下半身を触るなどした疑い。
さらに、02年3月、道東在住の30歳代の女性に対しても同様の行為をした疑い。
大石容疑者の供述によると、この団体は72年に開設。
信者は最盛期約200人いたが現在は20人ほどだという。
女性2人は今年7月、同署に被害届を出していた。
http://www.mainichi-msn.co.jp/shakai/jiken/news/20051206k0000m040165000c.html