北九州市八幡西区で路線バスに電動ガンを発射したとして、八幡西署は5日、福岡県嘉穂郡の
中学3年の男子生徒(15)を道交法違反(道路における危険行為違反)の疑いで書類送検した。
男子生徒が乗った車を運転していた同郡の無職の少年(19)も同法違反(無免許運転)の疑いで
書類送検され、2人は調べに「近畿地方の高速道路で改造ガンが発射された9月と10月の
事件をまねて、面白半分でやった」と供述しているという。
調べでは、男子生徒は11月16日午後10時ごろ、八幡西区の国道200号で、乗用車の
左後部座席の窓から、走行中の西鉄の路線バスに電動ガンを発射した疑い。バスの乗客や
運転手にけがはなく、車体にも損傷はなかった。
同署によると、車にはほかに15歳の少年が乗っており、コンビニエンスストアや店の看板に向けて
電動ガンを発射したと話しているという。電動ガンには、3メートル先の新聞紙5枚を貫通させる
威力があったとしている。
無職の少年は11月、犯行に使った車を盗んだ疑いで福岡・西署に逮捕され、
「北九州で電動ガンを撃ってきた」と供述していたとされる。
ソース:朝日新聞 2005年12月05日13時10分
http://www.asahi.com/national/update/1205/SEB200512050012.html