北海道函館市で知人女性2人を刃物で刺し殺傷したとして、殺人と殺人未遂の罪に
問われた同市の無職の男の被告(60)の初公判が11日午前、函館地裁(園原敏彦
裁判長)であり、被告は起訴事実を認めた。
検察側は冒頭陳述で「生活保護(の金)でプラズマテレビを買ったことを注意された
ことに腹を立て、殺害に及んだ」と指摘した。
冒頭陳述などによると、被告は7月30日午後4時半ごろ、同市富岡町の女性=
当時(72)=方で、被告の生活態度をめぐり女性と別の女性(58)と口論になり、
女性の胸や背中など8カ所を刃物で刺し殺害、別の女性の胸などを刺して重傷を
負わせた。
http://www.zakzak.co.jp/top/2005_10/t2005101159.html