【阪神電鉄】村上ファンドが筆頭株主に【26.67%】

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村上ファンドがＴＢＳ株大半売却、巨額の利益確保か

　村上世彰氏が率いる村上ファンドが、９月末時点で発行済み株式総数の７・４５％を取得して
いたＴＢＳ株の大部分を、１０月末までに売却していたことが、１５日に同ファンドが関東財務
局に提出した大量保有報告書で明らかになった。
　報告書によると、１０月末時点での同ファンドのＴＢＳ株保有比率は０・５２％（９８万７０００
株）で、１０月中に約１３００万株を売却していたことになる。
　村上ファンドは、「投資活動の一環として、すべて市場で売却した」としている。一方、ＴＢＳ
広報部は「コメントできない」としている。
　村上ファンドは、１０月中旬にＴＢＳ株の大量保有が明らかになって以降、株を買い増したのか、
売却したのかなどを明らかにしていなかった。ほぼ同時期に、電子商取引最大手の楽天がＴＢＳ株を
大量取得して経営統合を提案したこともあり、動向が注目されていた。
　村上ファンドはＴＢＳに対し、経営陣による企業買収（ＭＢＯ）や東京・赤坂の不動産の売却などを
提案していた。ＴＢＳ株の売却先は明らかになっていないが、９月中は１株２０００円台で推移して
いたＴＢＳ株は、１０月中旬以降は１株３０００円以上の値がついており、村上ファンドは売却で巨額
の利益を得た可能性が強い。（読売新聞）

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20051115-00000206-yom-bus_all