http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20050921it13.htm 21日の衆院本会議の首相指名選挙では、自民、公明両党の議員のほか、
15人の無所属議員が小泉首相に投票し、首相は340票を獲得した。
このうち、先の通常国会で自民党に属しながら郵政民営化関連法案に反対票を投じた野田聖子・元郵政相や
保利耕輔・元文相らは、12人全員が「自民党員だから」などの理由で首相に1票を入れた。
このほか、江田憲司氏と、かつて自民党に所属していた鈴木宗男、中村喜四郎両氏が首相に投票した。
15人は、今後も政府・与党が提出する法案に同調する可能性が高く、事実上の「与党予備軍」との
指摘も出ている。
一方、郵政法案の反対票組でも、統一会派「国民新党・日本・無所属の会」を結成した亀井静香・元建設相ら
5人は首相に投票せず、いずれも国民新党の綿貫代表に票を入れた。綿貫氏らは今国会でも、
郵政民営化関連法案に反対する意向だ。
衆院で小泉首相に投票した無所属議員(敬称略)=今村雅弘▽江田憲司▽江藤拓▽鈴木宗男▽武田良太▽
中村喜四郎▽野田聖子▽平沼赳夫▽古川禎久▽古屋圭司▽保坂武▽保利耕輔▽堀内光雄▽森山裕▽山口俊一