今夏の第87回全国高校野球選手権大会で準優勝した京都外大西高(京都)の
野球部員が昨年6月に窃盗事件を起こしていたことが21日、判明した。日本高
等学校野球連盟は同日、大阪市内で定例の審議委員会を開き、野球部長と前監督
に対して、有期の謹慎処分とすることを決めた。28日の日本学生野球協会審査
室に上申され、処分が正式決定する。同校は既に監督が交代。秋季京都大会には
野球部長を代えて、参加できる。
当時1年生の部員2人が、校内で他校の生徒のかばんから金銭を盗んだという。
今夏の甲子園大会の有効性についても審議され、1年前の不祥事であること、野球
部長と監督の指導監督責任との理由で有効とした。
このほかに、部内暴力などがあった東海大山形高(山形)柳川高(福岡)など
9校については有期の対外試合禁止処分を上申。倉吉北高(鳥取)は秋季大会への
参加を差し止める応急措置を取った。
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