小選挙区選の投票用紙を二重交付、2票とも有効に
栃木県選挙管理委員会は8日、同県大平町役場で行われている衆院選の期日前投票で、
小選挙区選(栃木4区)の投票用紙が男性有権者に二重交付されるミスがあったと発表した。
2枚とも投票され、他の投票用紙と区別できないため、2票とも有効となる。
県選管によると、この男性は4日、小選挙区選など衆院選の期日前投票を同町役場で済ませた。
大平町議選(11日投開票)の期日前投票のため再び町役場を訪れた7日、町職員から誤って再度、
小選挙区選の投票用紙を渡され、2度目の投票をしたという。
町議選投票の際、男性が書いた宣誓書には衆院選と国民審査の投票を済ませたことが
記載されていたが、町職員がこれを確認しなかった。男性が、続く比例選と国民審査の
投票用紙を交付された時点で「すでに投票していた」と申し出たため、ミスが発覚した。
県選管は8日、「有権者の信頼を失う結果となって大変申し訳ない」と謝罪した。
ソース
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20050908i313.htm