虚偽報道 朝日新聞社長が謝罪 箱島取締役、辞任 新聞協会会長職も

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1京屋φ ★
 朝日新聞が総選挙での新党結成をめぐり、虚偽の取材メモに基づいて虚偽報道を
行った問題で、同社の秋山耿太郎(こうたろう)社長は七日、記者会見を開き、「読者と
関係者に深くおわびする。事件が朝日新聞のみならず、新聞全体に対する信頼を
傷つける結果になって申し訳なく思う」と陳謝した。自身の進退問題については言及を
避けた。また、箱島信一取締役相談役も同日、この問題の責任を取って取締役を
辞任するとともに日本新聞協会会長も引責辞任することを表明した。 
 秋山社長は、虚偽報道が発覚した際に記者会見しなかったことに触れ、「メディア
としての説明責任に対する認識の甘さがあった。反省している」と述べ、判断ミスを
認めた。
 また、今回の問題だけでなく、取材テープや内部資料の流出、消費者金融大手
からの資金提供問題など不祥事が相次いでいることに対し、「記者の中にはモラルの
低下があるのではないか。新聞記者の誇りの部分が失われているのではないかと
感じる」とした。同紙の体質の問題を指摘する声には「根本的に洗い直して再建策を
講じたい」と述べるにとどまった。
 進退問題については、「責任はすべて自分にある」としたが、秋山社長は「逃げる
ことなく立て直しに全力投入するのが務め。改革を軌道に乗せ、成否を見極めてから
判断したい」とした。
 一方、箱島氏も同日会見し、虚偽報道について「ジャーナリズムの信頼と名誉を
傷つけ、深く陳謝する」と謝罪する一方で、「歴史が長くなると硬直的なものが出てくる」
と、不祥事の背景に朝日新聞の「構造的な問題」があるという認識も示した。
 箱島氏は昭和三十七年に入社。経済部長、編集局長、専務などを経て平成十一年
二月から今年六月まで社長。新聞協会会長には十五年六月に選任され、今年六月に
再任されたばかりだった。箱島氏は相談役にはとどまる。
     ◇
 《朝日の虚偽報道問題》総選挙での新党結成をめぐる亀井静香元自民党政調会長
と田中康夫長野県知事の会談に関し、確認取材を命じられた朝日新聞長野総局の
県政担当記者(28)が8月20日、実際は田中知事に直接取材できなかったのに
「長野県内で会談した」などと取材したようにメモを作成。これに基づき、朝日新聞は
21日付、22日付の朝刊で虚偽の内容を報道した。田中知事の指摘で発覚、同社は
29日、この記者を懲戒解雇、木村伊量(ただかず)東京本社編集局長を減給、更迭
するなど関係者を処分した。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050908-00000000-san-soci

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