自転車大手「ブリヂストンサイクル」(本社・埼玉県上尾市)が販売している幼児用自転車の
ブレーキ部品にアスベスト(石綿)が使われていることが7日、わかった。
一定割合以上のアスベストを含む製品の製造や輸入は昨年10月から原則禁止されており、
これに違反する可能性もある。同社は、問題の部品を使っている自転車の販売を中止するとともに、
販売済みの自転車についても無償で部品交換する。
厚生労働省は同日、同社に職員を派遣して事情を聞いた。また、同様のケースが他の
メーカーなどで起こる可能性もあるため、経済産業省とともに、自転車メーカーと
大手スーパー業界に実態調査を要請した。
ブリヂストンサイクルによると、アスベストが含まれていたのは後輪ハンドブレーキの
「ブレーキライニング」と呼ばれる部品で、幼児用の自転車9種類に使われていた。いずれも
中国で生産し、組み立てられたものを、同社が輸入、販売した。
(以下略)
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050907-00000212-yom-soci