太平洋の島しょ国ナウルの政権ナンバー2であるアデアン大統領補佐兼外務・内務・
金融相兼関税担当相は、6日までに都内で共同通信と会見し、同国の現在の経済状態
について「水不足や停電が頻発し、財政難から公務員給料の遅配が続いている」と
窮状を語った。
また「前政権までの不動産投資失敗で、財政が逼迫(ひっぱく)した。オーストラリア、
台湾、日本などの援助で何とかやっているが、厳しい状態はしばらく続く」とも述べた。
人口約1万3000人のナウルは、かつてリン鉱石の採掘で世界有数の豊かな生活
レベルを誇った。しかし資源が枯渇した上、放漫な海外投資で資産のほとんどを失ったと
伝えられており、国家財政破たんの危機が取りざたされていた。
ソース(共同通信)
http://flash24.kyodo.co.jp/?MID=RANDOM&PG=STORY&NGID=intl&NWID=2005080601004398 外務省ホームページ >大洋州>ナウル共和国
http://www.mofa.go.jp/mofaj/area/nauru/data.html 1.外交基本方針
親西側を基本としつつも独自の自主外交を推進。87年12月ソ連との外交関係開設。
また、95年に仏が南太平洋(仏領ポリネシア)において核実験を再開したことに抗議し、
仏との外交関係を停止した。ナウルは台湾と外交関係を有し、ナウルには台湾大使館が
設置されていたが、2002年7月、台湾との外交関係を断交し、中国と国交を樹立した。