日銀当座預金残高が下限割れへ、3日に初の28兆台に
日本銀行は2日、金融の量的緩和策の目安としている日銀当座預金残高が、
3日に前日比で1兆9100億円減少し、30兆円を割り込む28兆3000億円に
なるとの予想を発表した。
「30〜35兆円程度」としている目標の下限割れは、5月に容認して以来4回目となるが、
28兆円台まで落ち込むのは初めてだ。
中旬までさらに下限割れする可能性があり、8、9日の政策委員会・金融政策決定会合では、
一部の審議委員が主張する残高目標自体の引き下げ論も活発化しそうだ。
3日は企業の法人税など税金の支払いが集中するため、金融機関が開設している
日銀当座預金から政府口座に3兆円を超える資金が移る。日銀は金融調節で1兆8000億円の
資金を供給する予定だが、これだけでは残高割れを防げない見通しだ。
ソース
http://www.yomiuri.co.jp/main/news/20050802i115.htm 日銀当座預金残高(にちぎんとうざよきんざんだか)
金融機関が他の金融機関との決済などの目的で日銀に開いている当座預金口座の資金量。
金融機関が自由に使える手元資金の量を示す。日銀はこの資金量を増やすことで、
金融機関を通じて企業の貸し出しなどが増える金融の量的緩和政策を進めている。
http://www.yomiuri.co.jp/atmoney/yougo/000356.htm つまりこれが減るということは金融機関の貸し渋り、貸し剥がしが増える可能性がある。
中小企業には厳しいかもってことね