ブリュッセルにある欧州連合(EU)の欧州議会庁舎のトイレはコカイン常用の場と化している――。
ドイツの民放テレビSAT1が14日夜、こんな“特ダネ”を放送した。
報道によると、同テレビ局記者が議会庁舎内の46か所でトイレのモップの部分を採取し、
独ニュルンベルクの研究所に検査を依頼した結果、41か所でコカインが検出された。検出量から
判断すると、トイレでコカインが使用されているのは確実という。
これに対し、欧州議会側は「全く知らなかった」としつつ、「議員や議会スタッフは無関係」との
見方を示している。
SAT1は5年前、独連邦議会議場のトイレを対象に同様の調査を行い、トイレ28か所のうち21か所で
コカインを検出した実績があるという。
http://www.yomiuri.co.jp/world/news/20050716i407.htm