球技の神様として知られる京都市上京区の白峯神宮で14日、春の例祭「淳仁天皇祭」が催され、
蹴鞠(けまり)の奉納が行われた。「ありあー」というかけ声とともに、まりが蹴り上げられると、
観客から大きな歓声が上がっていた。
同宮にまつられる淳仁天皇(733−765年)の命日に毎年開催されている。
神事と舞楽奉納の後、蹴鞠保存会のメンバー8人が蹴鞠を披露した。
サクラの花びらが散る境内で、烏帽子と着物姿のメンバーは威勢の良い声を出しながら、
右足で白いまりを蹴った。20回以上も地面に落ちずに蹴り上げられると、
見守った100人以上の観客からは大きな拍手。
動きにくい着物で素早くまりを追いかける姿に感嘆の声が上がっていた。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050414-00000013-kyt-l26