★検査も過酷、ばんえい競馬 落ちれば「馬肉」の運命も
体重約1トンの馬が鉄そりを引く「ばんえい競馬」の開幕を16日に控え、北海道旭川市神居町の
旭川競馬場で4日、新馬(2歳馬)を中心とした能力検査が始まった。毎回、7割近くが不合格となる
難関に、5日まで約360頭が挑む。合格すればレースに出走する資格を得るが、落ちれば次回の
検査までに調教し直すか、馬肉になる過酷な運命が待っている。
新馬の検査は、騎手が乗った500キロのそりを引き、高さ約1メートルと約1.6メートルの二つの山
を越える直線200メートルを、馬場の湿り具合で決まる基準時間(4日朝の段階では3分28秒)以内
に走れば合格となる。中には坂の途中で立ち止まったり、坂を上れず走路から外されたりする新馬もいた。
(asahi.com)2005年04月04日21時17分
http://www.asahi.com/national/update/0404/TKY200504040133.html