児童強制わいせつの熊本被告を5回目逮捕へ…福岡県警
佐賀、福岡両県で相次いだ児童対象の強制わいせつ事件で、福岡県警は、福岡市博多区の
小学女児に対する事件で逮捕した同県宗像市日の里1、無職熊本晴彦被告(32)
(わいせつ目的誘拐罪などで起訴)を、福岡市内での別の強制わいせつ事件で
再逮捕する方針を固めた。
熊本被告は同市南区で小学男児にいたずらしたとして3月10日に逮捕されるなど、
これまでに両県警で2回ずつの計4回逮捕されている。
「福岡市や北九州市、福岡県久留米市、筑紫野市近郊などで数十回にわたり、児童に
性的暴行を加えた」と供述しており、福岡県警は5回目の逮捕で全容解明を進める。
熊本被告は2004年7月、佐賀県三養基郡内で、下校中の小学生女児の体を触るなど
したとして、同県警に逮捕された後、3件の強制わいせつ罪で佐賀地裁に起訴されている。
福岡県警は05年2月16日、同地裁で公判中の熊本被告を、03年10月に博多区で
小学女児が連れ回し、いたずらをした疑いで逮捕、福岡地検は05年3月10日、
福岡地裁に起訴した。
さらに、熊本被告が04年初めにも南区内で、男児に「サッカーを教えてあげる」などと
声をかけて連れ回し、性的ないたずらをしていたことも判明。同県警は起訴当日の10日、
わいせつ目的誘拐、強制わいせつ容疑で再逮捕した。
熊本被告は「校庭や公園で遊んでいる児童に、優しく声をかけて連れ出し、人けのない場所で
体を触るなどの犯行を繰り返していた」と供述しているという。
熊本被告は17歳だった1990年2月、同県太宰府市の小学1年生の男児(当時7歳)を誘拐し、殺害。
91年6月、福岡地裁で懲役5〜10年の不定期刑の判決を受けて服役し、2000年12月に出所した。
ソース
http://kyushu.yomiuri.co.jp/news-fr/fr-m07.htm