トルコやロシアなど非英語圏の外国人を英語のネイティブ講師に見せかけ就業させるなど、
資格のない外国人講師を採用した釜山地域の英会話学校8か所が警察に摘発された。
釜山警察庁・国際犯罪捜査隊は29日、観光ビザや留学ビザで入国した非英語圏の外国人らを
英語のネイティブ講師に仕立て、英会話学校に斡旋した疑いでイ某容疑者(女・39)を拘束し調査している。
また、イ容疑者に紹介費を払って無資格の外国人講師を採用した疑いで
釜山D学校の校長ファン某容疑者(41)など、英会話学校長28人を立件した。
また、自らを英米など英語圏出身の外国人であるかのように見せかけ英会話学校に就職した
トルコ人O容疑者(27)、ロシア人M容疑者(女・28)など外国人5人を共に立件した。
警察によるとイ容疑者は2002年5月から、就業が不可能な観光または留学目的に
国内滞留中の30人余の外国人をファン容疑者などに紹介し、
61回にわたり2000万ウォンを受け取ったことが明らかになった。
警察の調査結果、この英会話講師らは講師料として時間当り3万~5万ウォンの報酬を受け取ったことがわかっている。
警察は「外国人が国内で合法的に英会話講師として就労するには
E-2(会話指導)ビザか別途の許可を受けなければならないが、
無資格の外国人講師のほとんどは観光または留学ビザ所持者だった。
特に非英語圏外国人らの場合、英語実力が露見するのを恐れ、
主に幼児や小学生対象の学校で働いていた」と話した。
http://japanese.chosun.com/site/data/html_dir/2005/03/29/20050329000069.html