コンビに強盗防止へタクシーの“目”活用
コンビニエンスストア「セイコーマート」(札幌市)と札幌ハイヤー協会、北海道警は、
札幌圏のセイコーマート店舗前駐車場をタクシーの休憩場所にして、コンビニ強盗の
発生を防ぐ初の協定を結んだ。
札幌、江別、北広島、石狩市の102店舗で、コンビニ強盗の発生が多い午前0時〜
同5時の間、駐車場を同協会加盟約60社のタクシーに、客待ちや休憩場所として提供。
店舗前に車が止まっていることで、強盗の侵入を防ぐとともに、万が一、襲われた際には、
タクシーの運転手が迅速に警察に通報、犯人の早期逮捕に役立てる。
道警生活安全企画課によると、道内では昨年、未遂を含め41件、今年は21日までに、
昨年同期を18件上回る22件のコンビニ強盗が発生している。
道警本部で22日、協定書を交わした芦刈勝治本部長、赤尾昭彦・セイコーマート社長、
安斎允・札幌ハイヤー協会長は、それぞれ「安全安心なまちの実現に大きく寄与する」
(芦刈本部長)、「従業員、お客さまの安全につながる」(赤尾社長)、
「事件防止の一助となれば」(安斎会長)と話していた。
ソース
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/hokkaido/news002.htm