振り込め詐欺:「ふりかけても 振り込むな!」 県警など、啓発ふりかけ配布 /福井
◇食卓囲み、詐欺を見破ろう−−県警と大野地区防犯協会
「ふりかけても 振り込むな!」――。福井県警大野署と大野地区防犯協会が、
相次ぐ「振り込め詐欺」の被害に遭わないよう願いを込めて啓発用の「ふりかけ」を
500個作り、市民に無料で配っている。署員は「食卓を囲んで家族のきずなを深め、
ふりかけに書かれている言葉を思い出して電話口の犯人を見破って」と呼びかけている。
市販している「丸美屋」ふりかけの袋に、署員が啓発用のシールを張り付けた。
「ふりかけても……」の文言は生活安全課の女性少年補導員が考案。
笑顔の婦警さんも描かれ、「ご用心!」と注意を促す。14日から署内の
カウンターに置き、希望者に配布しているほか、「七間朝市」や「さくらまつり」
などの管内のイベントでも配るという。
昨年、管内の振り込め詐欺の被害総額は約9700万円にも上った。
啓発ふりかけは市販品(一袋100円)とシール(同20円)の計6万円で作ったが、
同署はこれで犯人に「いただきます」とは言わせない構えだ。
ソース
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050317-00000302-mailo-l18