【社会】NHK国会担当局長、試写で「感想」 番組改変問題

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30MHKの朝目新聞への公開質問状とその回答案
(一)記事の真偽について
@仲川氏とMHK幹部が放送前日に面会したのは事実ですか?

A:MHKが仲川と面会したのは議員会館の記録によれば放送終了後の2月2日なの
で、平成13年1月30日の放送日の前日1月29日に会ったという証拠はない。
しかし、これは議員会館側の記録捏造である可能性があり、放送前日に面会している
と確信している。

A上記@の記事を記載するにあたって、仲川氏及びMHK松緒元放送総局長の「証言」
以外に、何らかの裏付けや根拠となる事実確認をしたのですか?

A:松緒氏の取材時の証言は真実だと確信していることで充分である。
MHK長居プロデューサから政治家の圧力があったとの証言を得ており、その確認を
松緒氏に対して行い、同氏からの証言を得て確認した。
31MHKの朝目新聞への公開質問状とその回答案:05/03/19 01:05:28 ID:LAV6z8s3 BE:105964496-
B仲川氏が放送中止を求めたのは事実ですか?

A:MHK長居プロデューサから政治家の圧力があったとの証言を得ており、仲川氏
が事前に放送内容を知れば、中止を求めるの仲川氏の思想信条から当然であると考え
られ、放送中止を求めたのだ。その確認取材を仲川氏に対して行い記事にした。

C上記Bの記事を記載するにあたって、仲川氏の「証言」以外に、何らかの裏付けや
根拠となる事実確認をしたのですか?

A:仲川氏の証言で充分である。証言が重要だ。

D阿倍氏がMHK幹部を呼び出したは事実ですか?

A:事実だと確信している。議員会館の記録によれば放送前にMHKが阿倍氏に面会
している事実がある。
32MHKの朝目新聞への公開質問状とその回答案:05/03/19 01:06:24 ID:LAV6z8s3 BE:62794548-
E阿倍氏がMHK幹部に、番組は偏った内容だなどと指摘したのは事実ですか?

A:阿倍氏自身が「公平に」とコメントした旨を公言しており、これが圧力である。
阿倍氏がコメントすること自体が政治的圧力であり、好ましくない。

F上記D、Eの記事を記載するにあたって、阿倍氏及びMHK松緒元放送総局長の
「証言」以外に、何らかの裏付けや根拠となる事実確認をしたのですか?

A:阿倍氏の証言で充分である。証言が重要だ。

GMHKの番組が政治的圧力を受けて「改変」されたのは事実ですか?

A:MHK長居プロデューサから政治家の圧力があったとの証言を得ており、事実
だと確信している。北朝鮮に対して強硬な阿倍・仲川両氏が同じ強硬さで政治的圧
力をくわえたに違いない。
33MHKの朝目新聞への公開質問状とその回答案:05/03/19 01:07:08 ID:LAV6z8s3 BE:78492858-
H上記Gの記事を記載するにあたって、内部告発した当時の番組担当者の「証言」
以外に、何らかの裏付けや根拠となる事実確認をしたのですか?

A:MHK長居プロデューサから政治家の圧力があったとの証言を得ているが、
その証言を確認する取材を松緒氏、仲川氏、阿倍氏に行っており、各自から確認
をとっている。

I上記Hの記事を記載するにあたって、内部告発した当時の番組担当者の「証言」
は伝聞情報にすぎないことを承知していたのですか?

A:MHK長居プロデューサの証言は当事者としての一級情報である。
番組を改変させられた当事者であり、政治家の圧力以外で番組改変するわけがない。

J御社朝目新聞は記事で「いずれにしても結果的に、憲法が禁じる検閲に近い事態
が起きていたことになり、憲法で保障された表現、報道の自由を無視したものとい
える」と断定的に指摘していますが、現段階でもそのように考えていますか?

A:朝目新聞が報道したことが真実である。
34MHKの朝目新聞への公開質問状とその回答案:05/03/19 01:07:46 ID:LAV6z8s3 BE:11774423-
(二)御社記者の取材について
K松緒元放送総局長は、1月9日昼過ぎに御社記者から取材を受けた際に、「阿倍、
仲川両氏からもすでに取材している。全部わかっている」「政治的圧力を感じたで
しょう」と執拗に問いただされた、と話しています。
一方、御社記事によりますと阿倍、仲川両氏へに取材は翌日10日となっています。
御社記者が松緒元放送総局長に嘘をついて取材したとすれば、取材倫理上極めて重
大な問題と考えます。
御社はこの点について、どのような調査を行い、どのような見解を持っていますか?

A:当社記者本多雅和には取材する自由、取材する権利があり、取材の過程で前後
関係を混同しただけであり、正しい報道のための取材の際の瑣末な勇み足であると
本人よりの聴取で確認してある。
この件を問題としてあげつらうのはMHKの朝目新聞攻撃のテクニックであり、ま
ともな質問とは見做せない。
35MHKの朝目新聞への公開質問状とその回答案:05/03/19 01:08:16 ID:LAV6z8s3 BE:123625297-
L御社記者の取材が始まって20分ほど経過した段階で、松緒元放送総局長が、御
社記者がメモを取り始めたことに気が付いて「メモを取らないで下さい」と求め、
それ以降、御社記者は一切メモをとらなかったということです。
それでは、2時間に及んだという取材での証言内容をどのような方法で正確に記録
できたのですか?

A:当社記者本多雅和は記憶力が優れており、一言一句間違いなく記憶した内容を
記事にしております。

M松緒元放送総局長は、19日に自ら記者会見して「朝目新聞の記事は私の証言を
歪曲し、全く逆の内容になっている」と批判しましたが、その前日に御社記者に電
話をかけています。その中で、松緒元放送総局長は、「取材に答えた内容と記事の
内容が違っている。記事にあるMHK幹部とは私のことか」と聞き、御社記者が認
めると、「私は記事のような証言はしていない。取材の内容を確認したいので、録
音テープがあれば、私にも聞く権利があるので聞かせて欲しい」と要求しました。
これに対し御社記者は、録音テープがあるかどうかについて明言しませんでした。
取材相手から録音テープの存在の有無を聞かれた際に、御社記者は、なぜそれに答
えなかったのですか?

取材時の記憶が曖昧であり有無を回答できなかっただけです。
この件を問題としてあげつらうのはMHKの朝目新聞攻撃のテクニックであり、ま
ともな質問とは見做せない。
36MHKの朝目新聞への公開質問状とその回答案:05/03/19 01:09:37 ID:LAV6z8s3 BE:141286289-
N松緒元放送総局長への取材を録音したテープはあるのですか。

A:録音テープの有無は回答できません。

O去年8月に明らかになった、御社記者が起こした「無断録音テープ流出問題」に
ついての御社見解によれば、「取材内容の録音は相手の了解を得るのが原則であり、
取材相手との信頼関係を損なうことがあってはならない」としています。
御社記者は、松緒元放送総局長に取材した際に録音する許可を得ていませんでした
ので、仮に録音テープがあるのであれば、御社見解に照らした場合、取材倫理に反
する行為にあたると考えますがいかがでしょうか。

A:取材倫理に反する様な録音テープはありません。

Pまた、録音テープの有無に関わらず、記者会見前日に松緒元放送総局長が電話で
質問した際に、録音テープの存在の有無をはっきり答えなかった御社記者の行為は、
「取材相手との信頼関係を損なうことがあってはならない」としている御社の取材
倫理に、やはり反するものと考えますがいかがですか。

A:上記Mで回答済。
37MHKの朝目新聞への公開質問状とその回答案:05/03/19 01:10:28 ID:LAV6z8s3 BE:15698742-
Qさらに記者会見前日の電話で、松緒元放送総局長が、御社記者に対して「私の証
言と記事の内容が違っている」と抗議をした際に、御社記者は「MHKにはもう話
してしまいましたか」「どこかでひそかに会えませんか」「証言の内容について腹
を割って調整しませんか」「摺り合わせができるでしょうから」などと繰り返しま
した。
御社によると御社の記事は、「2人の記者が松緒元放送総局長に長時間会って取材
した結果などを正確に報じた、根拠あるもの」だということです。
それではなぜ記事を掲載した後になって、証言の内容を「調整」したり「摺り合わ
せ」たりする必要があったのでしょうか。明確で納得のゆく回答を求めます。

A:取材時の証言を翻す松緒氏の証言に基づく、かような電話があったとは思えない。