ロンドン――超能力の持ち主として知られるユリ・ゲラーさんは8日、
相次ぐ天災に見舞われている英国北部の都市カーライルにかかっている
「呪い」を取り除いてあげようと協力を申し出た。
カーライルでは、市が21世紀記念として作った「呪いの石」を
01年に市中心部に設置して以来、「旧約聖書並みの」天災に見舞われ続けているとして、
市議会が石の撤去を審議するまでに至った。
スコットランドに近いカーライル市は01年、地元作家にオブジェ製作を発注。
作家は、重さ14トンもある灰色の丸い御影石に、1525年発祥の呪文を刻み込んだ。
グラスゴー大主教起草の呪文は、家畜泥棒や強盗・追いはぎなどを生業とする
一族を呪うもの。作家ゴードン・ヤングさん自身の先祖が、この問題の一族にあたるとして、
石のデザインになった。
この石が市内中心部の市立博物館と古城の間に設置されて以来、
カーライルでは、伝染病・口蹄疫(こうていえき)で大量の家畜を失ったり、
工場が閉鎖されたり、少年がパン屋で殺害されたりした。
地元サッカーチームのカーライル・ユナイテッドはリーグ落ち。
今年1月には深刻な洪水被害に見舞われた。
市議会のジム・トゥートル議員は、「旧約聖書並みの」相次ぐ厄災は
石の呪いのせいだとして、撤去を求める動議を市議会に提出。
しかし市議会は8日、これを否決した。
そこで「協力」を申し出たのが、英南部在住のゲラー氏だ。
ゲラー氏は8日、ロイター通信に対し、
「問題の石を私の庭に移して、除霊をしてさしあげると申し出た」と明らかにした。
「ドームズデイ・ブック(11世紀イングランドの土地台帳)の記録によると、
私が住むこの村の中心に古い癒しの場があったのだそうだ。
またあらゆるレイライン(霊地と霊地をつなぐ線とされる)が、私の家の庭に集中している」
と語るゲラーさんは、
「呪いは落とせるはずだ。私が振り子を使って、石からあらゆる悪しき力を取り除いてみせる。
その後は、庭におかせてもらって、芸術作品として楽しみたい」と話している。
イスラエル出身のゲラーさんは、ロンドンから車で約1時間ほど西にある
ソニング・オン・テムズ村に住んでいる。
引用元
http://cnn.co.jp/fringe/CNN200503090015.html スマトラ>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>越えられない壁>>>>>>>>>>>>>>>>>>>レンジヲタ>>>>>>>>>>>>>>旧約聖書>>>>>>>>>>>>カーライル