中国人らのグループが回転ずし大手チェーン「がってん寿司」を狙い、現金や食材を盗んだ窃盗事件で、
警視庁捜査三課は3日までに、盗んだネタの横流しを受けていたとして盗品等保管容疑で、中国籍の
焼き肉・すし店店長、李林容疑者(44)=東京青梅市東青梅=を逮捕した。盗品を客に提供していたと
みられる。
被害を受けたのはチェーンの約50店舗のうち14店舗だったことも判明。グループはほかにも関東一円で
教会や宗教施設を狙って窃盗を繰り返し、被害総額は5000万円相当に上るとみられ、同課は全容解明を急ぐ。
窃盗の実行犯として同課に逮捕されたのは、無職、崔云容疑者(42)ら中国人2人と、李容疑者が店長を
務める店の従業員、泉田克弘容疑者(49)。
調べでは、泉田容疑者らは2月7日深夜、埼玉県川越市の店舗から現金約42万円、インドマグロ約25キロ
(同約9万5000円)を盗むなどし、李容疑者は泉田容疑者らが盗んだマグロなどを焼き肉・すし店で保管した疑い。
http://www.sankei.co.jp/news/050303/sha068.htm