「恋人」雇えば親も安心? あっせん業者も登場 中国
中国で、9日の春節(旧正月)に合わせた大型休暇に里帰りする際、異性を
「恋人」として雇う若者が相次ぎ、議論を呼んでいる。中国各紙によると、
未婚を心配する親を安心させるのが目的。あっせん業者まで現れ、
「愛情の商品化」と批判が出ている。
中国の都市部で30歳での未婚は珍しくないが、地方では25歳までに
結婚することが多く、未婚者は「両親からの“結婚圧力”が年々強まる」
(中国紙)という。
「恋人代」は1日当たり180−800元(約2300−1万円)。南京市の大学では
「恋人借りたし」と記した募集広告が張り出され、インターネット上でも交渉が
行われ、広東省深セン市では結婚あっせん業者が「恋人」紹介を始めた。
「恋人」を求めるのは男性に限らない。1日200元で「恋人」を雇った貴州省の
女性(25)は中国紙に「両親が喜び、文句を言われなくて済む」と話し、
雇われた男性(34)は「旅行できて臨時収入も入る」と語った。
一方、各紙は「老いた両親をだます行為」などの批判を載せた。
ソース
http://www.sankei.co.jp/news/050208/kok041.htm