バス回り道:男性運転手が忘れ物 乗客乗せたまま 小樽
北海道中央バス(本社・小樽市)の札幌発小樽行きバスの男性運転手(44)が27日夜、
忘れ物を取りに行くために4人の乗客を乗せたまま路線を外れて運行していたことが
分かった。
同社によると、バスは札幌市東区の札幌操車センターを出て、同日午後10時20分ごろ、
札幌駅前ターミナルで客を乗せて出発した。運転手はその直前に、プリペイドカードや
高速道路のETCカード、両替用現金などを入れたバッグを操車センターのトイレに
忘れたことに気づき、本来の経路を外れてバッグを取りに行った。このためバスは
10分程度遅れたという。
路線バスは道路運送法で、天災の場合などを除いて許可経路を運行しなければ
ならないと定められている。道運輸局は31日にも同社の担当者から事情を聴き、
事実関係を確認したうえ行政処分を検討する。
同社小樽事業部は「忘れ物に気づいた時点で営業所に連絡すべきだった。
本人は焦って連絡を忘れ回り道してしまったようで、本当に申し訳ない」と話している。
ソース
http://www.mainichi-msn.co.jp/shakai/wadai/news/20050129k0000e040064000c.html