米球界挑戦2年目の昨年、見事メジャーデビューを果たし初勝利を挙げたインディアンスの多田野数人投手(24)が
22日、東京都内の河川敷で国内最後の自主トレを本紙だけに公開した。
キャッチボール、ランニングなどで渡米前最後の調整を打ち上げた多田野は「目標は開幕メジャー」と力強く宣言。
多田野は24日に渡米し、2月19日からフロリダ州ウインターヘブンで始まるキャンプに備える。
汗が光る。多田野は兄・照人(あきひと)さん(26)とキャッチボールをしていた。
日本でプロ未経験の多田野にとって、練習場所の確保は難しい。この河川敷が一番多く使った場所。
昨シーズン後半は腰痛に悩まされたが、ハリ治療で痛みはなくなった。
再発予防に増やした腹筋トレが功を奏し「去年のこの時期に比べれば段違い」と笑顔を見せた。
昨年の1月はマイナーから冬季強化プログラムに抜てきされたが、40度の熱を出し1週間入院。
高熱で数キロ体重は落ち、最悪の状態でのキャンプインを強いられた。
その後も6月ごろから違和感を覚えていた腰が夏場に入って急激に悪化。
それでも7月2日に初先発初勝利、9月までメジャーで投げられたことは逆に自信につながった。
今オフは松坂世代の同期たちと交流を図った。12月に西武ドームで行われた「昭和55年会」の
野球教室にも参加、大学時代何度も対戦したダイエー・和田(元早大)、西武・長田(元慶大)らと
自主トレ、野球教室を行った。
「日本で活躍している彼らと話ができて、リフレッシュにも刺激にもなった。あとは開幕1軍に向けて、
2月からのキャンプでアピールするだけ」と、多田野は自信を見せた。
http://chuspo.chunichi.co.jp/00/ichiro/20050123/spon____ichiro__000.shtml 関連スレ
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