週刊新潮「『創価学会』に乗っ取られたNHK『義経』」という記事。
2004年12月9日、創価学会の「本部幹部会」会場。1000人の幹部会員の前で、池田大作名誉会長が「えー、『義経』に
出ることになっている滝沢秀明、上戸彩、石原さとみは創価学会のファミリーです。みなで『義経』を見て、応援しよう」と発言。
しかし、この発言が公式記録に残ることはなかった。
この日のスピーチの模様が掲載されている12月14日の聖教新聞には、池田氏が「義経」に言及したことのみを掲載、
出演者と学会の関係については触れていない。
出演者の所属プロダクションの手前を考えて削除された、と参加者。
父親が学会の本部職員、母親が大幹部の秘書だった、石原さとみが所属するホリプロは「創価高校に
在学しているのは事実ですし、また両親が創価学会員ということも聞いております。しかし、静御前の役を頂いたのは、
今まで1つ1つの仕事をきちんとこなしてきたからで、創価学会の後ろ盾があったとは思えません…」。
実家が聖教新聞を購読する、滝沢秀明のジャニーズ事務所は「初耳です。彼は事務所の行事などで、普通に
神社などにもお参りもしますし…ただ、今はロケで本人と連絡が付かないので確認ができません」。
両親がともに学会員、上戸彩のオスカープロモーションは「小さい頃から、ご両親に連れられて創価学会の集会に
出ていたようです。今回共演する滝沢さんや石原さんが学会員だということは知っていますが、上戸の場合、
芸能界デビューしてからは忙しくて、とても集会に行く暇がないようです。たまたま、親が会員で上戸も会員に
なっているのかもしれませんが、広告塔という事実はありません」。
今回の配役についてNHKは、プライバシーに関することは答えられない、という返事。
元NHKドラマ部OB氏は「大河ドラマは、物語の舞台である地域でイベントを起こし、地域住民に向けてキャンペーンを
行なうが、今回は創価学会という集団に向けたのではないか」と語る。
NHK関係者は「学会員が看板番組に出ている、ということで受信料不払い運動を少しでも押さえようとしたのでは」と。
1月7日、年始の本部幹部会で池田氏は1000人の聴衆の前で「間違いない!」と長井秀和の口まねをし上機嫌。
池田氏のスピーチのあと、長井秀和本人と滝沢秀明、さらに氷川きよしも登壇、池田氏から激励の言葉を受け取ったという。
創価学会の芸能界浸蝕はどこまで進むのか。
http://d.hatena.ne.jp/tetsuto/20050120#p7