新聞のお悔やみ欄を見て葬儀で不在の家を狙って空き巣を繰り返していた男を、
札幌厚別署が同様にお悔やみ欄を参考にして張り込み、現行犯逮捕していたことが
12日、分かった。葬儀の日に不在となる住宅ばかりが被害に遭う空き巣事件が
同署管内で続発したことから、こうした捜査手法を思いついたという。
調べでは、男は札幌市厚別区もみじ台東1丁目、無職水戸清隆容疑者(35)。
同署が04年11月2日、新聞のお悔やみ欄を調べて同区内で葬儀を予定していた
住宅4軒を集中的に巡回したところ、うち1軒に侵入して物色中だった水戸容疑者を見つけ、
窃盗容疑で現行犯逮捕したという。 同容疑者は「盗みに入る家は新聞のお悔やみ欄で探した。
電話帳で家の電話番号を調べ、電話をかけて不在を確認してから空き巣に入った」と
話しているという。
http://www.asahi.com/national/update/0113/004.html