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ローマ(ロイター) イタリア北西部の町トレントでクリスマス前、離婚した両親がそれぞれ、
5歳の一人息子とクリスマス休暇を過ごすことを望み、家庭裁判所に訴えたが、
裁判官が「コイン」を投げて、権利者を選ぶ裁きを下していたことが分かった
同国のコリエレ・デラ・セラ紙が12月30日に報じた。
同紙によると、裁判官は審理する時間がないと述べ、コイン投げによる決着を提案。
2ユーロ(約278円相当)コインを投げ、両親に「表か裏」かを答えるよう求めたという。
結局、母親が勝ち、子供と共にクリスマスを祝ったという。
裁判官はこの裁きについて、子供のためだったと強調。
男児を自分の子だと主張する2人の女性から真の母親を見い出すため、
男児を二つの体に切断すると脅迫を装い、反対した女性を母と判断した
賢者ソロモン王の例を挙げながらも、
「王のように振る舞うことも出来ないし、子供も分けることが出来ない。
運に任せることにした」と説明している。
引用元
http://cnn.co.jp/fringe/CNN200501030018.html