[ニューヨーク 2日 ロイター]
ホリデーパーティでマティーニを2,3杯飲んで、普段はおとなしい真面目な経理の同僚が
パーティアニマルに豹変してしまうのを恐れて?
今年、アメリカ企業ではホリデーパーティにかかる従業員の飲酒代を抑えようと予防策を実施し始めた。
管理職ヘッドハンティング会社のバッタリア・ウィンストン・インターナショナルが200のアメリカ企業
行った調査では、63%が従業員の飲酒代を抑えようとしているという。
これには、ワインやビールのアルコールそのもといったことから、バーのチケットの支給の制限、
飲酒に使われる交際費や飲酒時間の短縮といったことまで含まれている。
またバッタリア社のCEOデール・ウィンストン氏によれば、
4年前に65%の企業が従業員の思うままに飲酒をしてもよいと認めたのに比べ、
著しい変化だとも言う。
訴訟沙汰や翌日のオフィスで噂話になるような厄介な事態を避けるためにも、
アメリカ企業はパーティを控えめにする時が来たと実感した、
とハワード・ギブナー氏(マンハッタンのイベント・プランナー、ペイント・タウン・レッドの社長)は語る。
「もし、アルコールにかかる費用を削減したいという申し出があれば、
それは予算が無いわけではなくて、法的な責任の心配をしているからだ」とギブナー氏は言う。
(中略)
今年のデータはまだあがっていないが、2003年に1500人を対象にイギリスのリクルート会社
オフィス・アングルが行った調査によれば、68%のイギリス人はホリデー・パーティで
どうしようもない会話をしてしまったことがあるという。
「今夜は君とおしゃべりが出来てよかったよ。だって第一印象から君のことが嫌いだったから」
「僕は君の事をずっとストーキングしてたんだ。羊を狙うライオンのようにね」
といったことをパーティの最中に同僚に言ってしまったことを覚えているとか。
上司も忘れては居ない。92%が部下の発言をちゃんと記憶しているという。
パーティをおとなしくさせるのに、アメリカのパーティプランナーのプロはちょっとした心理作用を使う。
チョコチップクッキーと牛乳をパーティに出すのだ。
バッタリア社の調査では、84%の企業が今年のパーティでアルコールを出す予定だが、
2003年と比べれば83%で上昇しているものの、2000年の90%という結果から比べれば減少している。
2/3が夕方に行われ、残りは日中に行われるという。
一部省略しました、全文は引用元をごらんください
http://www.excite.co.jp/News/odd/00081102123831.html