「まだ援助必要」とアピール=出席国に「日本」なし−中国商務省
【北京7日時事】
中国商務省の易小准次官補は7日、対中援助国・機関との会議で「中国は開発途上国
であり、中国政府は国際援助を十分に重視している。あらゆる国や国際機関が幅広い
協力を続けることを歓迎する」と述べ、まだ支援が必要との立場をアピールした。
会議には日本から北京の大使館員が出席。
会議の内容を伝えた商務省ホームページは参加国として「欧州連合(EU)、英国、
ドイツ、カナダなど30カ国近い」としか触れておらず、中国にとって最大の援助国
である日本の名前はなかった。
一方、新華社電は「無償援助供与の主要国」として、EU、ドイツ、カナダ、ベルギーの
次に日本を挙げていた。
(時事通信) - 12月7日23時1分更新
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20041207-00000087-jij-int