北朝鮮、イラン核開発に加担 ウラン転換用フッ素ガス輸出
北朝鮮がイランに対し今年五月、核開発に必要なフッ素ガスを輸出していたことが分かった。
朝鮮半島情勢に詳しい軍事筋が六日、明らかにした。イランは九月、国際原子力機関(IAEA)の
理事会決議で実施しないよう求められたにもかかわらず、ウラン転換実験の開始を発表している。
フッ素ガス輸出は北朝鮮がイランの核開発に重要な役割を果たしていることを示すといえる。
核兵器製造に直結するウラン濃縮の原料となるのが六フッ化ウラン。ウラン精鉱(イエローケーキ)
から六フッ化ウランを生成する過程をウラン転換という。イエローケーキからいくつかの工程を
経てつくられた四フッ化ウランとフッ素ガスを化合すると、六フッ化ウランができる。
軍事筋によると、イラン中部のイスファハンのウラン転換施設にある六フッ化ウラン生成施設では、
「多量のフッ素ガス不足という問題を抱えている」という。しかし、国際的な規制でフッ素ガスの輸出は
厳しく制限されている。(略)
以下ソースにて
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20041107-00000000-san-int