「北朝鮮の故金日成(キム・イルソン)主席は、生前に自分のために特別開発された最高級リンゴをよく食べていた。
別名『タンパク質リンゴ』だ。
冬に黄色の子犬をリンゴの根付近に埋め、
春にはそこにカエルを埋めて木の養分にして裁培するためこの名前が付けられた」。
この内容は、今週発売予定の単行本『金日成の長寿健康法』で紹介されている。
著者は、98年に脱北した漢方医の脱北者ソク・ヨンファンさん(40)だ。
ソクさんは北朝鮮で平壌(ピョンヤン)医科大学東医学科を卒業した後、漢方医として生計を立て、
金日成長寿研究所ともいわれている基礎医学研究所で研究員をしていたことがあった。
以下は本の主な内容だ。
「彼が使っていた寝具は、スズメのあごの下の毛だけを使用して特別製作されたものだ。
寝具の製作に70万羽のスズメが必要だったという」。
「彼の別荘のベッドには、体の各部位が当たる個所ごとに薬剤が使用されており、
枕には32種類の漢方薬が使われていた」。
「17歳から20代前半の美人女性で構成された『喜び組』の任務は、金主席を笑わせることだった。
彼が行くところには、常に喜び組の2、3人が同行し、子どもっぽいしぐさをしたり甘えたりしていたという。
これは、1回笑うたびに、脳細胞が活性化する効果があると研究所が勧めたためだ」。
ソクさんは「自然療法の信奉者だった金主席は、死亡するまで非常に活発に活動していた」とし
「彼のために研究された健康法のうち、一般にも有用なものが多かったので本を書いた」と話した。
http://japanese.joins.com/html/2004/1011/20041011162801500.html