郡上旅館の人気者、大往生 半世紀生きたオオサンショウウオ
郡上市大和町剣の料理旅館「彦河屋」の池で半世紀以上生きたオオサンショウウオが死んだ。
体長が130センチもある国内最大級の旅館の“顔”。「寂しいね」と、関係者はがっかりしている。
オオサンショウウオは世界最大の両生類で、生きた化石といわれる国の特別天然記念物。
国内では岐阜県以西の本州、九州の清流に生息する。
同旅館の池約3平方メートルには、特別天然記念物に指定された1952(昭和27)年以前から
飼われているというオオサンショウウオ5匹が生息。どれも1メートル以上の大物で、うち死んだのは
最大の1匹。旅館の主人河合一彦さん(48)が22日朝、池底で死んでいるのに気づいた。
古里の川に返すか火葬にしようか悩んで市職員に相談したところ、県博物館が冷凍保存を指示し、
翌日引き取った。
「ウナギの頭をやるとパクリと食べた。頭を上げてエサをねだるようなしぐさが何とも言えなかった。
子供たちが胴体に触ってもおとなしく、人になれていた」と河合さん。見学も多く旅館の人気者だった
という。
県博物館では「広島県の研修施設で148センチが飼育されている。岡山県の観光施設に164センチ
(死亡)がいたが、最大級であることは間違いない。個人で飼われているのも、珍しいのでは」と話し、
予算的にクリアできれば、剥(はく)製にする方針で冷凍保存中だ。河合さんは「剥製にしてもらえれば、
また会える」と、期待していた。
ソース
ttp://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040929-00000007-cnc-l21 関連スレ
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http://news16.2ch.net/test/read.cgi/dqnplus/1094771767/