三重県警鈴鹿署は21日までに、受験に失敗した腹いせに同県立高校の倉庫に放火したとして非現住建造物等放火の疑いで、私立高校1年の男子生徒(16)と、仲間の県立高校1年の男子生徒(16)、中学3年の男子生徒(15)の計3人=いずれも津市=を逮捕した。
調べでは、3人は今年4月1日午前1時ごろ、三重県鈴鹿市白子町の県立白子高校(大島謙校長)の敷地内にある鉄骨平屋の体育器具庫にライターで火を付け、約108平方メートルを全焼させた疑い。けが人はなかった。
3人とも今春まで同じ中学校の生徒で、このうち私立高校1年の男子生徒は白子高校を受験したが不合格となった。「受験に失敗した腹いせに火を付けた」などと容疑を認める供述をし、別の2人を誘って犯行に及んだなどと説明しているという。
事件後、3人が周囲に放火したことをほのめかす話をしていたことなどから、犯行が発覚した。
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http://www.sankei.co.jp/news/040921/sha086.htm