カナダの発明家、鼻で操作する「マウス」を開発
カナダの発明家がこのほど、鼻とまぶたの動きで操作するコンピューター用ポインティングデバイスを開発した。
ハンズフリーになることで生産性向上が見込める作業や、身体障害者向けのデバイスとして期待される。
名称は『ノウス』(Nouse)。「Nose as Mouse」(マウスとしての鼻)というフレーズを短縮した造語。カナダ学術研究
会議(NRC)の情報技術研究所に所属するドミトリ・ゴロドニチ氏が発明した。
システムは、コンピューターに接続されたカメラと、動作認識ソフトウェアで構成される。カメラから入力された
ユーザーの顔の映像から、鼻の動きをソフトウェアが認識し、画面上のポインターの動きに変換。また、意図的な
まばたき(2回連続したまばたきなど)やウインクが、マウスのクリックとなる。
ノウスの研究論文は、科学雑誌『イメージ・アンド・ビジョン・コンピューティング』および『ニュー・サイエンティスト』に
掲載されている。
ソース
ttp://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040921-00000002-wir-sci ttp://synapse.vit.iit.nrc.ca/Nouse/index2.html